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BEACH葉山スタッフが書くブログです。 日常生活の出来事、イベント、ツアーなどアップさせていただきます。

奥三河パワートレイル2019
こんにちは、スタッフの伊藤です。今年一発目のトレランレース(奥三河パワートレイル)のブログを書いたので目を通していただくと嬉しいです♬今回は会員さんお二人も参戦し、今年もとても良いレースになりました♪

まずはレースに出場するまでの流れを説明します。
今回は会員さんも出場しないし奥三河は走らない。と思っていたのですが、会員の大森さんが奥三河にチャレンジしたいと言う事でカズさん、僕、大森さんと「本当に出場しますか?」「きついですよ〜」などあのきついレースをまた経験するのか〜と大森さんを止めにも入りながら話をしていきました。結果、カズさんもUTMFの2次選考に落選したため愛さんを含め出場することになりました。嬉しい!?いやエントリーしたならやるしかない!!!!!

ということで、4月7日(日)に石川弘樹さんプロデュース、第5回奥三河パワートレイルに出場して来ました。僕は今回で3年連続出場となります。距離は66kmのワンウェイコース。とにかくアップダウンが激しく、完走すること自体が難しいと言われるレースにBEACHからカズさん、僕、会員の大森さん、愛さんの4名で出場することになりました。大森さんも愛さんもトレランレースには度々出場していて奥三河パワートレイルの魅力の一つ、以下の参加条件もクリアしています!

〜参加条件〜
①~②を必須で満たし、③~⑤どれかを満たすもの。
①18歳以上の男女②全コースを迷うことなく、制限時間内に完走できる自信がある者③過去3年以内に40km以上のトレイルランニング大会を1度以上完走したことがある者④ロードマラソン100km以上の完走者⑤フルマラソン完走(4時間以内)に加え、30km以上のトレイルランニング大会を1度以上完走したことがある者
参加条件も厳しい中、今年の奥三河の出場者は過去最多と言われる841名でした。(多い!みなさんすごいチャレンジャーですね(笑))来年はもっと増えるかもしれませんね!?
レース前日朝6時半にカズさんの運転で葉山を出発しました。奥三河に着く前にお昼ご飯を食べました。愛知県東栄町では東栄鳥が有名みたいで僕は鶏肉料理を頂きました(^ ^)
愛知県長篠食堂 
とても美味しかったです。ランチの時間帯は850円均一でした!!!

ランチ後はレース会場へ!
今年は開催日が例年より早いため、桜がとても綺麗でした♪

受付会場に着くとブースがあり、受付と必携品チェック、石川弘樹さんによるコース説明会にも参加しなけれななりません。

荷物チェックもバッチリ!

奥三河のナイアガラの滝と呼ばれている蔦の渕。川が青色でとっても綺麗でした!(明日のレース無事に完走できるように)とお願いもしました♬

 


説明会後は宿泊施設へ行き、温泉に入った後に近くのお店やま正で夜ご飯を食べました。

(ここでもしっかりとカーボローディング!)
テーピングをして就寝、、、
〜レース当日〜
朝3時に起床、6時スタートに備えて朝ごはんを食べます。
今回の朝ごはん
コーンスープ
おかゆ
甘酒
イワシ缶詰

〜コースマップ〜

エイドステーションごとに設けられている関門時間は昨年に比べ30分長くなりましたがコースはそのままでパワートレイルと言われるほどアップダウンが激しく完走自体が難しいです。
昨年の完走率は以下の通り
(昨年は暑さも影響したため、完走率が低かったです、、、数字を見るだけでも低い〜〜〜( ;∀;))

スタート時間は朝の6時。
ゴールまでの制限時間は13時間半です。


4時半過ぎにスタート会場に着き、まだ外が真っ暗の中、トイレを済ませてスタートに備えます。
昨年は体を動かすのが早過ぎたため、今年はウォーミングアップもスタートの直前に軽くしたぐらいでした。


そして待ちに待ったスタート!今回もこのレースで上位を狙う選手が集っているのでスタート直後は様子を伺いながらみんな走っていました。
最初の山、茶臼山に登るところまでは抑えながらトップ集団で走ることに。この後まだまだ先が長いので第2集団から様子を伺いながら走ることにしました。あっという間に茶臼山を通り過ぎ、第1エイドステーションつぐに60分以内に着きます。

ここでお腹が痛くなり、珍しくレースで初めてトイレへ行ってしまいました、、、(ここのトイレは和式だ、、、、、レース中に和式のトイレは何かと大変でした(笑))
トイレをすぐに済ませ、少し離されましたがここで抜いた選手を追いかけます。第2エイドへ。
登りが比較的少ないこの区間は下りが非常に長い、ここで調子に乗って足を使い過ぎないように、また前の選手に話されないようにkm4分30秒ペースで走り続けました。下りは気持ちよく走れて気持ちいい!!
とはいかず、、、すでに股関節に痛みが出て来てしまいました。最近は走れて調子もよかったせいか走り過ぎて足に疲労が溜まっていたのでしょうか。
この時点で足が痛いと集中できないし、今後のレースが心配でしたが怪我する手前で終わればいいかと思い昨年より1時間早いペースで突っ込みました。
第2エイド
碁盤石山登山口にも問題なく到着。

第3エイドまでもほとんど下り。ここからは時間稼ぎができる区間だと思い2,3人抜きつつなるべく飛ばして走りました。この時点で20番前後。第3エイド直前の3kmほどの長い登りは歩いたり走ったり繰り返しながら第3エイドに到着。ここのエイドはとにかく充実していていかにも選手の目に止まる食べ物がたくさん置いてありました。


五平餅、甘酒、果物、さすがに五平餅を食べる元気は無かったので水を補給してすぐに出ました。
第4エイド四谷千枚田を目指します。ここらはが後半戦、頑張りどころなのです。

3エイド〜4エイドまでが時間がかかるコースなので第4エイド四谷千枚田で足切り(タイムオーバー)になってしまう選手は本当に多かったです。
愛さんもここまで走りましたが残念ながらタイムオーバーになってしまいました、、、、、でもここまで来るまでに林道で転び、両足を攣ってしまったり、アクシデントがある中、本当に頑張りました。来年はぜひリベンジしましょう!!
斑尾50kmを完走していても奥三河の66kmは本当に別物です、、、

僕は1足が痛い中歩いたり、走ったり繰り返して四谷千枚田につきました。

今年もシャワーが準備されていて選手にとってとて嬉しいサプライズ!
シャワーを浴び、水、ショッツを補給をして最終エイド棚山高原を目指します。

ここもガツンと登り、休むところがない〜〜〜〜〜。
足とメンタルが沈んでいく中、最終エイドに到着します。


最終エイドから最終関門地点までも厳しい道のりで、階段が多く、ここまでもか!と長い登りと下が続きます。逆にここで前に進めると時間が稼げるのです!僕も今年は飛ばし過ぎてしまったためもちろん早く進めなかったですが抜かれないように自分になりに早く進みました。
最終関門も無事に通り、あとは下りの長〜い林道を走ればゴールは目の前!この林道で女子2位の選手に抜かれてしまい、順位を落としてしまいましたが、昨年より1時間10分速い9時間17分(27位)でゴール!今回はもっといい順位で走れると思ったのですが4月末に開催される日本で一番多いな大会UTMF(160km)のレースに出場しない選手が集っていたため速い選手が上位を独占していました。ここに食い込めるように長距離レースも経験していきたいと思いました。
 
女子2位の選手が僕の前でゴール。弘樹さんが欠かさずインタビューに向かうと思って挨拶できないと思っていましたが、僕がゴールした後にすぐに僕に気づいてくれて完走賞を首にかけに来てくれました。ゴール後も弘樹さんの対応に感動しました。1人1人選手を気遣えるプロデューサーを尊敬します。やっぱりこのレースに出場してよかった!!と心から思いました♬
カズさんもみのりさんの応援を受けながら10時間43分でゴール!100mileを経験したからなのか一昨年よりタイムも速く、身体の余裕もあったそうです。
そして大森さんは着々とエイドを通過していき、最終エイドも通過!しかし夜に入ってしまい暗闇の中を走ることになってしまい、最終関門の
鳳来山東照宮(62km地点)で時間切れになってしまいました。奥三河でナイトRUNを経験したこと、初出場で最終関門まで行った選手は数少ないと思います。本当にすごいです!
大森さんも愛さんも出し切りました!

レース中なんども辛い、体が痛い、と思うこともありましたが、走り終わるとなぜかまた奥三河に来たくなってしまいます。ゴール後は体が言うことを聞かずに熱も出ましたがまだまだ長い距離を走る練習や経験を積んでいかないと上位に食い込めないと実感しました。
この難しいレースにチャレンジする方を全力でサポートしますのでもし、出場してみたいと思った方はいつでもお声がけくださいね!

ゴール後は顔色悪いです〜〜〜_φ( ̄ー ̄ )
夜桜も綺麗に見れました♪

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