海よ 空よ 大地よ BEACH葉山代表のブログ

BEACH葉山代表が書くブログです。 日常生活の出来事がアップされています。 読めば読むほど、上達するとかしないとか。

Beyond その先へ@Alaska1
これから少しずつBeyond その先へを掲載してまいります。
今まで随分と世界各地を回ってきました。
地球10.11周しました。
ちなみにこれは2015年からの5年間の平均です。つまり5年間で50.57周したわけです。
新型コロナが拡がる前の5年間です。
2007年からだと、おそらく70周ぐらいになります。
海外渡航が増えたのは2009年以降ですので、10年以上こんな生活をしてきたわけです。

それだけの距離を飛び回ってきました。
年の半分。多い年は2/3を海外で過ごしてきました。
放浪していたわけではなく、お仕事です。

これまで、世界各地で見聞きしたことをこれから掲載してまいります。
それでは初回はアラスカについてです。2009年のお話です。


起業してから2年間。一心不乱で働いてきました。
週末も祝日もありません。魂が摩耗していました。
そんな時は旅に出たくなります。
どこに行きたいか?
その当時は、どうしてもアラスカに行きたかったのです。
不思議と寒い土地への憧れがありました。
星野道夫の本は全て読んでいましたし、新田次郎のアラスカ物語も好きな本です。

念じれば叶うこともあります。
縁があり、PEACE BOATの船内で講演会を頼まれました。
バンクーバーから横浜までの航路です。
途中にアラスカに寄ります。
社員の方々に無理を言って、この仕事をお引き受けしました。
船で太平洋を渡ることも初めてでした。
2009年7月に水先案内人になりました。
バンクーバーに到着しました。
この街には何度か訪れたことがあります。美しい町です。
プリウスのタクシーが日本よりも遥かに多くは走っています。
海辺の公園では人々がゆっくりと寛いでいます。
水上飛行機が頻繁に飛び立ちます。世界で最も住みたい町と言われるのも分かります。
アジアからの移民が沢山いる町です。食も様々なレストランがあり豊富です。

昔から先住民族の話が好きなのです。
ご存知かと思いますがインディアンとかエスキモーという言葉は差別用語にあたるといわれ最近はfirst nationsとかイヌイットと呼ばれています。


Wikipediaでは以下のように書かれています。
The term First Nations can be confusing. Collectively, First Nations, Inuit, and Métis peoples constitute Canada’s Aboriginal peoples, indigenous peoples or first peoples.[1][2] First Nations is a legally undefined term that came into common usage in the 1980s to replace the term Indian band. Elder Sol Sanderson says that he coined the term in the early 1980s.[3] A band is a legally recognized “body of Indians for whose collective use and benefit lands have been set apart or money is held by the Canadian Crown, or declared to be a band for the purposes of the Indian Act”.[4] There are currently over 600 recognized First Nations governments or bands in Canada, roughly half of which are in the provinces of Ontario and British Columbia.
トーテムポール。その起源は明らかではありません。18世紀以前のものが残っていないからです。




一度倒れるともう一度皆で立てます。

しかし2度目に倒れた時にはそのまま腐ったままにさせます。大地に返すのです。
朽ち果てていくものの美学とでも言うのでしょうか?
新しいものよりも古いものに惹かれます。
何故か魅了してやまない北の大地。
バンクーバーには何度か来ていましたが、イヌイットの文化に触れることは初めてでした。
その後、バンクーバーからアラスカに向けて出発しました。



バンクーバーからチャーター機に乗りアンカレッジに降り立ちました。
夏のアラスカ。短い夏に生命を燃焼し尽くしたいのでしょうか。
様々な草花が咲き誇ります。
ランニングシューズを履いて街を走ってみました。
夏とはいえさすがに肌寒く感じます。10度もないのでしょう。
アラスカ鉄道。遠くに海を臨みます。





アラスカの人口は70万人弱。
日本のおよそ4倍の国土面積にも関わらず、横浜の5分の1程度の人口しかいない。
州全体を併せてようやく日本の政令指定都市にしかならない少なさである。
厳しい大地は、来るものは拒まないが、生活に耐えられる人はそう多くないのでしょう。




湾に出てみました。



親子のシャチです。


氷河は青い。光の屈折の影響です。


アラスカ鉄道です。






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