海よ 空よ 大地よ BEACH葉山代表のブログ

BEACH葉山代表が書くブログです。 日常生活の出来事がアップされています。 読めば読むほど、上達するとかしないとか。

スローフードに対抗
或る日のスタッフ同士の会話

N氏:イライライライラ

Kる:あら?親方様珍しく働いているのねん。どうしたんですか?イライラしているようですが。

N氏:なんでわかるの?

Kる:だって口でイライラって言っていたじゃないですか。

N氏:おっと。ついつい口に出てしまったか。あ〜忙しい。

Kる:慣れないことやっているからイライラするんですよ。

N氏:だってさ、みんな出ちゃっているから、おいらが働かなくちゃならないじゃない。
もうさ、ご飯食べる時間もないんだよね。

Kる:え〜。そりゃ大変だ。

N氏:それなのにさ、お昼を簡単に済ませようと思って探してみたらさあ。

Kる:そしたら?

N氏:スローフードって書いてある店が多いんだよね。何それ?おいらみたいに忙しい人のこと考えてる?

Kる:たま〜に忙しいとこれだ。

N氏:だってスローフードって、ゆっくり配膳するってことでしょう?

Kる:意味違いますが。

N氏:忙しい俺みたいなビジネスマンには、無理だな。あ、閃いた。

Kる:え?何か言いました?

N氏:これからは、早く出す店を作ろう。きっと俺みたいな優秀なビジネスマンに受けるぞ〜。

Kる:え?よく聞こえな〜い。

N氏:スローフードと真逆をいくレストラン。名前はファーストフードにしよう。

Kる:大丈夫ですか?

N氏:でもな、メニューが多いとさっと出せないからな。すぐに出せる料理に限定しよう。
うん〜〜〜〜〜。あ、牛丼なんてどう。美味しくて安くて早いってフレーズを全面に出してさ。

Kる:それありますから。

N氏:え?もうある?パクられたか〜。

Kる:色々大丈夫ですか?

N氏:あ、閃いた。こりゃすごいよ。餃子一本に絞るんだよ。お客さんが座ったら「何枚」って聞くだけ。常に焼いていればさ、すぐに出せるじゃん。「2枚」ってお客さんが言う途端に出せるぐらいのスピード。2で反応するぐらいの迅速さだな。こりゃ売れるぞ〜。
名前は葉山餃子にしよう。

Kる:え?なんか聞いたことあるような。

N氏:最低2皿はしなければならず、席に着いた瞬間飲み物を注文し、自動的に一皿目の餃子が出てくるのである。そして5個のうち3つ目くらいを食べ終わった時点で次の一皿が出てきて、残った2個の餃子が新しい皿に移され空の皿は新しい皿の下に重ねられる。そして以降は残り2個くらいになった時点で店員に追加注文の有無を聞かれ、食べた分だけ皿が重ねられていくのである。

Kる:親方様 何かをコピペしてない?

てな会話があったとかなかったとか。



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